カーラッピングの種類を徹底解説!ラッピングフィルムの違いや選び方の注意も

車はラッピングを行うことで、カラーやデザインを気軽に変更できます。よりオリジナリティを出したいという車好きの間でも人気となっています。しかし、どんな種類があるのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、カーラッピングの種類やラッピングフィルムの種類について解説します。

カーラッピングの種類について

カーラッピングの種類は、大きく分けてフルラッピング、パーツラッピング、デザインラッピングの3種類に分けられます。それぞれ、デザインや金額が変わってくるため、好みや予算に合わせて自分に合ったものを選ぶことが大切です。それでは、それぞれの違いについてみていきましょう。

 

フルラッピング

フルラッピングは、車全部にラッピングをほどこすものです。ミラーや小さな部品に至るまで全てにラッピングするため、全体のカラーチェンジが目的とされています。メーカーにない色に変えられるだけでなく、塗装では出せないような質感も実現できます。オリジナリティを出したいという車好きの方から人気を集めています。

 

パーツラッピング

パーツラッピングは車全体だけでなく、車体の一部分にラッピングをほどこすというものです。たとえば、フロントグリルだけ、ルーフだけというように、特定の塗装部分のみラッピングをし、色を変えるというような使い方ができます。少量のフィルムでできることや、少ない作業時間で住むことから、フルラッピングに比べると安く収まります。気軽にデザインチェンジをしたいという人から人気です。

 

デザインラッピング

デザインラッピングとは、コンピューターでデザインしたものをフィルムに印刷し張り付けるというものです。街中でみかける宣伝カーやレーシングカーが例としてあげられます。ほかにも、自分でデザインしたイラストやロゴを取り入れたり、好きなアニメのキャラクターをプリントしたりすることもできます。

ラッピングフィルムの種類について

カーラッピングに使用されるラッピングフィルムにもさまざまな種類があります。基本的には、どれも塩化ビニールでできたものが多いのですが、そのデザインや質感などが大きく異なります。車の印象を大きく変えることができるため、ぜひ好みのフィルムを見つけてみてください。

 

マット系フィルム

近年とくに人気を集めているのが、ツヤ消しをしたマット系のフォルムです。なかでもマットブラックはとくに高い人気を集めており、街中でも目にすることが多いのではないでしょうか。

 

そのほかにも、マットホワイトやマットミニタリーグリーンなど、数々のカラーが用意されています。ツヤを完全に抑えたマットタイプと、半分ツヤを残したサテンタイプに分かれています。このようなツヤ消しは塗装ではなかなか再現できないため、カーラッピングの代名詞ともいえるような、代表的なフィルムとなっています。

 

ブラッシュド系フィルム

ブラッシュ度系フィルムは、金属的な質感をもつフィルムです。ヘアラインのような多数の線が刻まれていて、光の具合によって表情が変化することから、その独特の質感が人気を集めています。大人で上品な雰囲気に仕上げられるので人気です。ブラッシュド系の中でも、ブラッシュドチタニウムやブラッシュドアルミニウムなど、さまざまな種類のものがあります。

 

カーボン調フィルム

表面が立体的なフィルムとなっているのがカーボン調フィルムです。スポーツカーやレーシングカーにも多く使用されていて、炭素繊維強化プラスチックを模したデザインが特徴となっています。個性を出しやすいことから、部分ラッピングによく利用されています。またフルラッピングを行った際には、よりワイルドで迫力のある仕上がりにできます。

 

プロテクションフィルム

プロテクションフィルムは、透明のフィルムです。色がついておらず、その名の通り車を傷から守るために貼るものです。飛び石やすり傷から車の表面を守ってくれるため、車をきれいに保ちたいという方や、中古車として売る際により高値で売りたいという人に人気を集めています。

 

最近では、プロテクションフィルムにもカラーのものが出てきました。また対紫外線性がほどこされていて劣化を防ぐタイプのものや、撥水特性があり汚れにくいものなどさまざまな機能を持ったフィルムがあります。デザインの変更よりも、車の保護を目的としている方におすすめしたいフィルムとなっています。

選び方の注意点

フィルム選びの注意点としては、それぞれのフィルムの特徴やメンテナンス方法を知っておくということがあげられます。たとえばマット系フィルムであれば、手垢がつきやすいという特徴があります。またメンテナンスとしては、どのフィルムも洗車機を利用できず、基本的には手洗いする必要があります。

 

よりカーラッピングを長持ちさせるためには、ふだんから屋内で保管したり、丁寧に洗ったりというメンテナンスが大切です。

まとめ

今回は、カーラッピングの種類について詳しく解説しました。カーラッピングは、貼っても元に戻せることから、気軽にカラーチェンジやデザインチェンジを行えると人気を集めています。カラーや質感など多くの種類が用意されているため、ぜひイメージ通りのデザインを実現させ、オリジナリティある車に仕上げてみてください。

 

三重県にあります「PRO SHOP YSD」では、カーラッピングはもちろん、カーフィルムやカーコーティングを承っております。カーボン調やマット調はもちろん、落書き風プリント柄などさまざまな種類のフィルムをご用意しております。お気軽にお問い合わせください。